ひぽぽたます’blog

普通の営業職の日常を描きます。

8/16 パプリカを見た

今日はアニメ映画パプリカをみた。原作が筒井康隆ということを見る前に知りました。筒井康隆と言えばSF小説色々とありますよね。旅のラゴスを読んだことがあります。内容はあまり覚えてないですが、、
パプリカに関しては、他者の夢の中に侵入できる装置を使い、セラピストが患者の夢に入り込み、干渉することで、なぜその夢を見るのか、その夢が暗示しているものが何なのかを分析し、解決策を提示するという精神治療をしていくのですが、その装置が盗まれ、悪用され、様々な人の夢が混在する中に入り込んでいってしまいます。
この映画、オープニングで一気に引き込まれました。最初に次々と場面や話が変わり、なんじゃこりゃと思ってると、それはすべて夢の描写でした。人が見る夢というものは、突然場面が変わったり、矛盾が沢山あったり、とにかく混沌としたものが多いのではないでしょうか。また、潜在意識として普段、思考の表面には出てこないようなものもあります。私の場合ではよく見るのは昔交流のあった女性であったりとか。トラウマ的に再現されることがあります。
この映画ではそういった夢というものの混沌として、様々なものが入り交じったりした、現実との乖離の描き方や色彩がとてもよかったです。また、途中からこれはどこまでが夢でどこからが現実なのかわからなくなると言ったところも。実際に私も、あれって夢の話だっけ?現実だっけ?と分からなくなることがある。今の現実が夢ならいいなあと思うことも多々ある。以上。