ひぽぽたます’blog

普通の営業職の日常を描きます。

白馬岳チャレンジ

 

 

今週は無事、代休が取れたので2泊3日で白馬に行ってきた。

 

今回は白馬岳を猿倉壮~白馬尻~大雪渓~白馬山荘~白馬山頂~白馬山荘で一泊して来た道を戻るピストンで行くことに下山後は大学時代の友人とマウンテンバイクに挑戦(これが本当に痛いしスリル満点だった)

 

初日7時30~猿倉壮を出発

最初は低山でよく見るような見渡す限り背の高い森林に覆われている林道を歩く。整備が行き届いていて、とても歩きやすい。スタート地点1000mほどの低地から2932mの高地へとかなりの標高差があるので低山ならではの山というよりは森感と高地の360℃の大パノラマ両方楽しめるうえ、初心者でもきちんとした服装で、きちんとした時間帯や季節・気候であれば存分に楽しめると思う。

 

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猿倉壮

 

 

しばらくは緑がたくさんの虫もこの時期にしてはそんなにおらず、快適にサクサク歩ける。

40分前後で白馬尻へ到着

歩いていると正面にようこそ大雪渓への看板が出てくるので、いよいよかという感じ。

。ここで林道チックなところも終了し森林限界を迎え、背の高い木がほぼなくなる。

この日は天気はそこまで悪いわけではなかったのですが、若干スモッグがかっており、雪渓を歩けるか少し心配。というかその時は雪渓以外のコースがあることを知らなかったので、こりゃ早々に帰路につけねばならぬのかと思いつつ歩く。しばらくすると隣から

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遠目に見えるのが雪渓

いよいよかと思って、どこでアイゼンつけるのかなと前を歩いている人を見失わない程度に距離を取り歩くも、一向にアイゼンを装着する気配がない。そのうえ一向に雪に上に向かわず隣の岩道を歩く。前のほうを歩く人も誰も雪渓を歩いていない。途中から、あれ?これは雪渓歩かないルートなのか?と不安がよぎる。秋になると秋ルートが出現し、雪渓以外のルートも歩けるような記載があったなあと思い、横に大雪渓を見ながらひたすら歩く。これきりが濃くなってホワイトアウトしたら完全アウトだし、誰一人雪渓コースを選択していない。

 

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大雪渓と霧

 

秋ルートをザクザク歩く。ひたすら歩く。結構きついし、砂の部分がかなり滑りやすくしっかり踏みこんで一歩一歩確かめて歩かないといけない。上りで滑る分には大したことないが、下りの滑りは結構やばそう。。

そして、まともに休憩できそうなところがあまりなく、ひたすら上り。きつい。途中かなり道をそれていたりして軌道修正しながら歩く。誰も歩いてなかったらめちゃ不安。

 

2時間半くらいで避難小屋を発見。休む。小屋の中はヒノキのいい匂い。続々と登ってきてみんな休憩。なんかスマートウォッチ的なの持っているおじさんがここで2500mくらいかあと。あと1時間くらいで登れそうだねなんて話していた。

11時くらいだったかな、。え、

 

え、あと1時間て昼前についちゃうのかと思った。

ホンでまた歩いていくとやっぱり1時間かからないくらいで白馬山頂宿舎につく。

ホットコーヒー飲もうと思っていたが、先についた人が生ビールで一杯やっているのを見て予定変更。私の体は生を欲している。。心の声に従お。

カレーと生ビールを注文。*ちなみに寒い日に登ってホットコーヒーで一息つくのも最高です。

でも今日は生なのである。カレーもうまい。山小屋とかのカレーはなぜこうもうまいのか。パイナップルとかが入っていて甘目の私好みの味。ワインのボトルなんかも売っている。迷いはしたが白馬山荘でも買えるだろうと、ここはスルー。

 

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頂上宿舎

とりあえず白馬山荘をに向かう。

 白馬山荘についたのでとりあえず泊まりたい旨伝える。(予約とかはしてないなと途中で気づいた)

白馬山荘でとりあえずもう一度アルコールと思いレストランへ向かう。あれ??ワインがグラスしかない・・・だと??まさか。ボトルに入ってなければ樽で保管しているとでもいうのかい?これは聞くしかない。。。あのぉ、ワインはボトルでは販売してないんですか?  無いですね。。がびがーーんである。なぜこの事態を想定していなかった。山登りでは、常に最悪の事態を想定して行動することが原則だ。まあ大丈夫だろなんて甘い考えでは大自然の前に醜態をさらし、何の抵抗もできず無残にもただ死を待つのみだと教えられなかったか?なんたる不覚。。ボトルワインというのは登山で必携であり、ポータブルかつラグジュアリー、常温でもおいしいという思考のアルコール。

この最高の夜にアルコールがないなんて。。考えてだけでも恐ろしい。すぐに戻ってワインを入手しなくては。これは勇気ある撤退である。時間も体力もまだ余裕がある。。一時下山。。ワインゲット。とりあえず一杯やろう!と思って飲んでるとしたからガイジン2人組が・//

he~y赤ワイ~ン!!と言われこっ恥ずかしかった。

とりあえず白馬山荘へ戻る。ワインとマグカップをもって登山している様はなんとも違和感のある描写であっただろう。

山荘に戻ってワイン飲んでるとまたあのガイジンが・・

 

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白馬山荘で飲む一杯

 

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山荘周辺

とりあえず夕焼けみるぞい

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日が落ちていく

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ライオンキング感

みたいな感じ。

山荘泊まって

来た道戻りまーす。

夜は中秋の名月のおかげでほとんど星は見えず・・・・

 

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これは日の出

戻りはサクサク~歩いていたのだが。。。あれ、来た道と違くねえかな???

と思いつつも今日は快晴で雪渓を歩く人々を横目にとりあえず降りる。

 

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大雪渓

やぱりなんか道違うぞとか、雪渓歩きいいなあと思っていたら盛大に砂利で滑り危うく滑落するところであった。ほんとに滑りやすい。あぶねえ死んじゃうとか思っていたら、なんか目の前に道がない

 

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ここを歩く

いつの間にやら雪渓ゾーンに来ていた。ぬおん。なんかアイゼン装着しなくても行けるね見たいな声尾が聞こえてきたのでここを行くせよ。

最初こそ興奮したが、そんなに特別難しいとかはなく終了。

 

あとはちゃちゃーと帰れるかと思いきや、一人しか通れないような崖道で登りの大群に遭遇。全然下りれない。。。

結局最後のほうはなんかそんな感じ。

 

以上