今週のお題「夏を振り返る」今年の夏は、社会人として3回目の夏でした。
今年の夏は新しい自分を発見することができました。
１年目は当時いた彼女と旅行したり仕事に出たり（まだ有給がなかった）、２年目は香港とマカオに旅行に行き（この時は独り、だけど香港BOYと仲良くなり実質二人旅）
今年は友達に誘われ登山に行きました。
振り返ってみるとこの３回通して一番充実した夏季休暇を過ごせたのではないかと思います。というのは登山というものの楽しみを知ってしまったからです。
元来、長距離を歩くのがそこまで好きではなく、旅行は好きでもすぐだるくなっていく予定だった観光名所に行かず、宿でダラダラ過ごしたり（しかも海外旅行で）とかを平気でする人間なのですが。。
登山に関しては、めちゃくちゃ楽しかった。。。
何が良かったのだろうか。まずは普段の日常では味祝えない絶景。若いころはあまり何か風景を見て感動したりといった感情を持ち合わせてはいなかったのですが。。。変わりばえしない、先の見えない、中身のない多忙に心身共に疲弊させていた私には、山がバーーン！！緑がバーーン！！雲バーーン！！硫黄のにおいがツン！！！この完全なる非人工物に囲まれた空間。この非日常に身を置いている感覚。そしてあっと息をのむほどの静寂。日常生活には何かしらの音が常にある。そういうノイズが一切ない空間。そして目的とすべき場所が明確にあり、そこに向かう道標がしっかりあるということが、とても心地よかった。
下山した２日後には乗鞍岳に登っていた。
歩くという行為がが好きでなかった、美しい風景とかをみても何の感動も抱かなかった自分が、無味乾燥な日々を過ごすとにより、そういう人間の人間特有の感情を呼び起こし、それを発見できたこの夏は、私にとってとても有意義な夏であった。
