ひぽぽたます’blog

普通の営業職の日常を描きます。

与えるものが得るもの

 

今週のお題「部活」

この機会を利用し、過去の思い出を振り返ってみようと思う。

部活はずっとサッカー部に所属していた。特に思い出深いたのは高校時代のような気がする。

高校時代はそれなりの高校(県大会ではベスト8か4には残るくらい)でした。

 

私が公式戦で出たのは1回かな?1年の時に3年生が引退して主力がケガで離脱していた時にでたかな?

2~3年は全く棒にも箸にも引っかからない・けど遠征とかで少し人数多く招集するとなると呼ばれるポジションでした。。

そんなこんなでよくAチーム対Bチーム(Aは8人)とかで紅白戦をしたのですが、

なんかよくわからないけどもそのAB戦はすごい気合いれて取り組んでいたような気がします。だって相手8人だし正直なんであいつが・・という選手もいたし。

あとはなんかあまり勉強すきじゃなかったので結構居残りとかで練習とも言えないけどボール触ってました。

そういう姿勢が刺さったのか・わからないけど、1学年下のキャプテンが結構気に入ってくれてなにかにつけて顧問に僕をPRしてくれることがありました。

 

正直Aメンバーはこわくて練習とかも何かとBで固まったりしてました(試合出たらなんでお前出てるの?さっさと代われ!とか普通に言われた)

そんなこんなでA面の主力が怖かったのですが、鳥かごとか何人かでやる練習の時に「こっちのほうがレベル高いからこっち来いよ」とか初めて行う練習のデモンストレーションなんかをするときに、みんなびびってやりたがらないけど、そんなときに「OO出ろ」と声かけられて、顧問と他メンバーの前でデモするのですが、そういうときに「いいよOOわかってるね。見えてる見えてる」と普通のプレーしても顧問に聞こえる声でべた褒めしてくれる。

 

結局最後の高校総体でもメンバー発表で私の名前は呼ばれず。呼ばれないとわかっていても、「あ~。おわったなあ。いつ引退しようか」なんて考えたり。それで、公式戦を翌日に控えた金曜とかは、フリートレーニングで各自調整ということが多いのですが、なんかやるせなさや手持ちぶたさからボールを蹴ってたら、例の後輩が声をかけてきて「おれはOOにメンバー入ってほしかった。普通の高校ならOOは全然レギュラー張れると思う」と。さっさと辞めたいと思っていたけど、涙ちょちょ切れになりそうで、困った記憶がある。そんなこんなで高校総体が始まり、3回戦くらい終わって、ソロっとやばい相手と当たるくらいで後輩から「総体終わったら引退するの??」と。「まあ・・ねえ」と「サッカー好きなんでしょ?好きなら試合でれんくてもや辞めんでいいじゃん」と軽くキレられ。そのあとも勝つ度に「引退伸伸びたね。まだまだ引退させんから」とかクサイ台詞を吐かれ。もう今思い出しても泣ける。結局総体の準決勝で優勝候補にあたり、無念の敗退。後輩から一言「ごめんね」と涙腺崩壊して泣きじゃくりました。

あんなに感情を揺さぶられる経験ってなかなかないんじゃないかと思う。

特に大人になってくるとそういう熱い感情っていうのは失いがちな気がする。

今でもあの頃に戻ってもっと全力で・・・もう一度あの頃に・・と思うこともあるが、今でも鮮明におぼえている、人生の財産ともいえる経験でした...