ひぽぽたます’blog

普通の営業職の日常を描きます。

主人公感」

ここ数日 Oさんの夢をよく見る。別れたのはもう5、6年前だ。ぱったり見なくなっていたのにまた見るようになった。

夢の中でも別れていて、自分が何とかよりを戻したいと懇願するが振られる。

今日はなんか映画に誘おうとしていたところで目が覚めた。夢の続きがみたくて覚醒とまどろみを繰り返した。

一方 今の彼女Kが夢に出てくることはほとんどない。好きだし紆余曲折しながらも1年弱は続いている

私がもし主人公なのであれば、そろそろ結婚の話が持ち上がりだし、相手方の親に挨拶なんかをして、さあいよいよ!というところでOさんと運命的な再開を果たし、私の心は揺れ動き、泥沼を駆け抜け、よくよく考えるとかなりいい加減な貞操感で行動しているのに、主人公補正で全てが美しくまとめられ

めでたくOさんとゴールイン。

これが主人公。

 

だがしかし、現実私は主人公では無いから

そうはならない。連絡をとってみる勇気もない。Kとは結婚の話はまあしたりしなかったり。

お互い実家なものだからら安宿でするか公園の駐車場でする.

田舎ではしばしば夜の公園になんでか車が停まってることが見受けられる。

Kは3月末で仕事をやめて放浪すると言っている。止めて一緒にいたいと思う気もするが、言えない。それはつまり結婚したいと言ってるようなもんだし。ほんとに仕事が大変そうだし、やりたいことやって生きて欲しいと思う。

私は悲観的な人間だし、行動力もないので、転職したいなあと思っても、結局何もせず、もう5年も働いている。

 

5年もいると、会社のいい所(良くないところ)が見えて打算的になり、楽しよう楽しようと牙を抜かれてしまう。

私が本当にしたかったことはなんだったか。

どんな大人になっていたかったか、そんなことはとうの昔に忘れてしまった。ただ漠然と、こんなんでいいのかなという、悲壮感に包まれる。